ミシュランガイド関西版、新たに奈良を追加

 ミシュランは13日、ミシュランガイドの関西版となる「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」を10月に発行すると発表した。今回より新たに奈良が加わり、エリアが4都市に拡大する。

 昨年秋から、編集長と日本人の調査員らによるチームが、奈良のレストランとホテルを調査。さまざまな情報源からプレセレクションとしてリストアップしたレストランと宿泊施設を匿名で訪れ、一般の顧客と同じ立場で料理とサービスを体験した。また京都・大阪・神戸においても、すでに掲載された店を再度調べるとともに、前回掲載に至らなかった店や新たにオープンした店などを調査した。

 日本ミシュランタイヤ代表取締役社長のベルナール・デルマス氏は、「歴史と伝統に磨かれた食文化が息づく奈良は、京都や大阪との交流によって豊かで多様な料理を生み出しています。ミシュランガイドが日本で5年目を迎える今年、新たに奈良を加えて7つの都市のレストランとホテルを紹介することとなりました」とコメントしている。

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