大手スーパーのイオンは13日、千葉県が出荷を自粛を求めていた同旭市産のサンチュが関東の57店舗で2200パック販売されていたと発表した。「お客様にたいへんご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
イオンによると、サンチュは3月30日から今月7日まで約2200パックが販売されていた。食品衛生法の暫定規制値(1キログラムあたり2000ベクレル)を下回っているのだという。
同社には自治体が出荷自粛を要請した商品は販売しない規定がある。
枝野官房長官は同日の会見で「同市の独自調査で暫定基準値を下回っていたため、業者の判断で出荷したものだが、自粛とはいえ、適切に管理すべきものであった」と述べている。