著名ヘッジファンドマネージャーのスティーブ・コーエン氏が、米プロ野球NYメッツの入札に参加した、ことがわかった。
米NYタイムズによると、コーエン氏は11日に行われたメッツ株の入札に参加したのだという。現オーナーグループは、バーナード・マドフ詐欺事件に絡んで多額の利益を手にしたとして、賠償を裁判所から命じられており、メッツ球団の株式を売却することになった。
コーエン氏は、運用総額70億ドル(約5850億円)の大手ヘッジファンドSACキャピタルを創業者で、昨年のファンドマネージャー報酬ランキングは5位で17億ドル(約1400億円)。
メッツの資産価値は8億5000万ドル(約700億円)だと言われる。ちなみに、この資産価値は同じNYのヤンキースの約半分となる。
メッツは、同じヤンキースとは地下鉄一本で結ばれているが、人気実力ともに後塵を拝している。日本の選手からも新庄剛志、松井稼頭央、高橋建たち各選手が在籍していたこともある。
スティーブ・コーエン氏(ヴァニティ・フェアより)