米国で最も優れた報道に贈られる賞「ピュリツァー賞」が18日に決定し、最高位である公共報道部門で、カリフォルニア州ベル市の幹部が法外な給与を受け取っていたことをスクープしたロサンゼルス・タイムズが受賞した。
LAタイムズが明らかしたのは、べル市の事務方のトップが80万ドル(約6600万円)としていたが、この報道により職権を乱用していたことを明らかになった。
また、インターネットメディアでNPOの報道機関「プロパブリカ」がウォール街の取り引き実態を追求し国内報道部門を受賞。昨年の調査報道部門に引き続き、2年連続の受賞となった。