タイム誌100人に南相馬市長と菅野医師

 米誌「タイム」は21日、毎年恒例企画の「世界で最も影響力ある100人」を発表し、その中には、福島県南相馬市長の桜井勝延氏、さらには、宮城県南三陸町の公立志津川病院の医師・菅野武氏という顔ぶれが入っている。

 桜井市長は動画投稿サイトYouTubeから、南相馬市の救援物資がなかなか来ないなど被災者の窮状を「兵糧攻め」だと世界に向けて訴え、日本国内のみならず海外でも反響を呼んだ。

 また菅野氏は、勤務する宮城県南三陸町の公立志津川病院で、津波に襲われたが、入院患者全員をできるだけ上の階に避難させ、自身は最後まで病院に残って治療を続けた。31歳の若さながら冷静な対応と、勇敢な姿勢が高く評価された。


菅野医師(TIME誌より)

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