日経平均の午前27円高、東電は反発し35円高

 25日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末比27.90円高の9710.11円で午前の取引を終えた。

 個別では、東京電力が8日ぶりの反発となり、同35円高の439円だった。福島第一原子力発電所の事故による賠償問題で、補償機構を作るなどの政府案も出ていることが報道され、上場が維持されるとの見方も広まったことが材料となった。

 また、大証ジャスダック市場の、電子決済事業を展開するソフィアホールディングスはストップ高の104円。中国でのインターネット関連事業を本格的にスタートすることが好感された。中国企業と提携したファンドクリエーショングループも続伸し39円高の148円となっている。

 東京外国為替市場のドル/円市場は、1ドル=82円台前半で推移している。

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