東電の女性社員が法定量3倍以上の被爆(福島第一)

 東京電力は27日、福島第一原子力発電所で作業をしていた女性社員が、原子炉等規制法の基準値の3倍を超える17.55ミリシーベルトを被曝(ひばく)したと発表した。法定限度量を
超えたのは今回が初。医師の診断では健康への影響はないという。

 同社によると、女性社員は同発電所で3月22日までに、今年1月1日から3月までの3カ月間の実効線量(平成22年度第4四半期分)が17.55ミリシーベルトとなり、法令に定める線量限度(5ミリシーベルト/3カ月)の3倍以上となったことが確認された。

 医師の診断を受け、健康には影響がないことを確認。現在は福島第一原発構内では勤務させていないのだという。


福島第一原子力発電所(東京電力撮影)

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