FRB議長の史上初会見、インフレ懸念消えず


FRB史上初の議長記者会見
 米連邦準備制度理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長が日本時間の28日未明に、FRB本部で史上初の記者会見を行った。

 1時間少々の記者会見に記者50人以上が出席、量的緩和政策QE2について、施行にあたってうまく機能したとの見方を示し、今後も実質的には継続していく方針を示した。

 また、東日本大震災については、米経済への影響はサプライチェーンに関するもので、自動車などに影響が出るものの、一時的な影響にとどまるとしている。

 全体的には穏やかな雰囲気の会見で、FRBが会見を収録した公式動画を見るかぎりにおいては、うまくこなしたのではないか、という印象だ。

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