フェラガモ、25%をミラノ上場

 6月にもミラノ証券取引所への新規株式上場(IPO)を計画している、イタリアの高級靴ブランド「サルヴァトーレ・フェラガモ」が発行済み株式の25%程度を上場させる、とAFP通信などが報道した。

 資本の独立性を担保するために上場計画を進めていたフェラガモ。金融危機で一時は上場話は遠のいたものの、今年に入り上場をもう一度打ち出した。

 詳細はこれまで明らかになっていないが、今回、発行済み株式の25%程度をミラノに上場させるという報道がなされた。25%で試算した場合には、16億ユーロ(約1870億円)になるのだという。

 フェラガモは現在、初めて創業家以外から社長を招へいし、ミケーレ・ノルサ氏が最高経営責任者(CEO)として経営のかじ取りを行い、業績を伸ばしている。


創業者サルヴァトーレ・フェラガモ氏

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