米著名ヘッジファンド「ソロス・ファンド・マネジメント」は、金と銀の大半を売却し、ポジションの大半を解消したことがわかった。WSJ紙が報じたもので、NYの金、銀それぞれの先物市場で続落しているが、大物は急騰直後に売りに転じていたならば、この下げも説明がつく。
すでに、カナダのヘッジファンドマネージャーのエリック・スプロット氏が銀ETFを売却していたことがわかっているが、WSJによると、複数の関係者の証言としてジョージ・ソロス氏が、ここ1カ月以内に持ち高の大半を売っていたのだという。
金先物市場は最高値を連日更新した後に続落し、前日比33.90ドル安の1オンス=1481.40ドル。また、銀も続落しており、前日比3.148ドル安の1オンス=36.24ドルだった。