カシオの腕時計所有者はテロリスト

 カシオの腕時計「F91W」の所有者はテロリスト。こんな冗談ともつかない話が、米国政府の公文書に記されているのだ。

 英高級紙ガーディアンによると、ウィキリークスによって流出した文書には、F91Wを着用している人を「アルカイダの爆発物製造トレーニングを受けた印」とされている。

 この腕時計は1991年に発売され、安価で堅牢な上に、防水、ストップウオッチ、アラームなどの機能を備えており、販売台数は非公表ながら「地味な傑作」とまで称される日本が世界に誇るロングセラーとなっている。

 実際に過去にはアルカイダによって、F91Wは時限爆弾の起爆装置として使用されるなど、皮肉なことにテロリスト御用達の腕時計ともなっていた。

 ちなみに、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者も、この腕時計を愛用していたそうだ。


アルカイダの爆弾に使われた「F91W」

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