OECD(経済協力開発機構)はこのたび、2070年に急激な気候変動で海面水位の上昇が起きた場合の、世界の大都市の将来的な被害想定を発表した。
以下はそのランキングだが、1位は米国の高級保養地マイアミ。3兆ドル以上の富が失われることになると推計されている。人口が多い、米、中、インドの都市が多い。
また日本では東京が8位に入り、日本年で約97兆円となる。17位には名古屋が入り、東京の約半分の6240億ドル(約50兆円)の富が喪失すると試算されている。
1位 マイアミ(米) 3兆5130億ドル
2位 広州(中国) 3兆3580億ドル
3位 ニューヨーク(米)2兆1470億ドル
4位 コルカタ(インド)1兆9610億ドル
5位 上海(中国) 1兆7710億ドル
6位 ムンバイ(インド)1兆598億ドル
7位 天津(中国) 1兆2310億ドル
8位 東京(日本) 1兆2070億ドル
9位 香港(中国) 1兆11640億ドル
10位 バンコク(タイ) 1兆1180億ドル