MSのスカイプ買収でeベイが1100億円の利益

 米ソフトウエア最大手マイクロソフトによる通信サービスのスカイプの大型買収案件で、ネット競売最大手のイーベイは14億ドル(約1133億円)のリターンを得る見込みであることがわかった。

 ブルームバーグによると、イーベイがスカイプに対して26億ドル(約2100億円)の投資を行っているが、マイクロソフトの買収によって約50%、つまり14億ドルのリターンを得ることになる見込みだという。

 マイクロソフトは、スカイプを85億ドル(約6800億円)で買収に合意。割高との見方が市場では大勢を占めているが、グーグル、アップルの後塵を拝しているモバイル事業で一打逆転を狙うにはこのディールはまとめたいために、買収価格がつり上がっと見られている。

 スカイプは2005年にイーベイに買収されたが、その後も収益面で苦戦は続き浮上のきっかけをつかめないまま、09年に70%をベンチャーキャピタルなどに売却していた。


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