12日の東証マザーズ市場で、東日本大震災以降テーマ化されて物色されてきた、日本風力開発が前日比7800円安の17万8100円でこれで3日続落となった。13日(金)の決算発表が意識され始め、一部で手じまい売りが出ているようだ。
風力開発は震災発生時3月11日の4万3000円から、5月9日の20万7800円を最高に、約5倍となった。ファンダメンタルとは関係なく短期の資金が流れ込み続けている。
ただ、業績は前期は23億円の最終赤字で、今期は最終赤字拡大が見込まれている。「チキンレース」のゴールは5月13日の決算発表日と見られているようだ。