MSCI指数の入れ替え銘柄が16日に発表され、日本企業は20銘柄が削除され、新規採用銘柄はゼロだった。東日本大震災以降に、時価総額を大きく減少させてことが原因と見られる。
除外銘柄はサッポロ、伊藤園、東京製鉄、キヤノンMJ、松井証券、池田泉州、東京建物、阪急阪神HDなど20社。
この日の東京株式市場で東証1部の値下がり率ランキング上位には、阪急阪神HD(27円安の324円)など除外銘柄が多く並んだ。
MSCIはモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルの略で、同社が算出するインデックスは、世界の株価動向を示す指数として使われている。