IMF専務理事が辞任「無実を証明したい」

 国際通貨基金(IMF)は18日、逮捕されているドミニク・ストラウスカーン専務理事(62)が辞意を表明したことを発表した。

 ストラウスカーン容疑者は書簡をIMFに送付し「わたしは無実を証明することにすべてのエネルギーを費やしたい。そして、わたしが過ごしたIMFの名誉を守りたい」とした。
専務理事は実務上のトップにあたり、不在の間は代行専務理事が実務を取り仕切る。また、
近く理事会を開催し、後任を選出する。

 ストロスカーン容疑者は、NY市内のソフィテルホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして同市警に逮捕された。本人は初公判の罪状認否で容疑を否認している。

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