大阪市内で福島の放射性物質を観測

 大阪府公衆衛生研究所は、福島第一原子力発電所の事故によるものとみられる放射性物質が、大阪市内でも検出されたと発表した。ただし、ごく微量で健康に影響はないという。

 計測器で雨やちりなどを集め詳しく分析した結果、4月1日からの1カ月間のサンプルから、微量の放射性セシウム134、セシウム137が検出されたという。

 3月の1カ月間の降下物や水道水からは異常な人工の放射性物質は検出されていないことから、福島第一原発の事故によるものだと、同研究所は見ている。

 年間被ばく放射線量に換算しても、通常の年間被ばく放射線量と比較すると極わずかであり、健康に影響のない値だという。

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