お菓子を毎日食べる子は将来金持ちになれない

 お菓子を我慢できない子供は将来、CEOにはなれない。

 米国の心理学者スーザン・アルバース氏が、ハフィントンポストに、こうしたエッセイを投稿している。

 子供のお菓子の摂取と、将来の相関性については、過去にも多くの研究例があるのだという。例えば1970年代に心理学者ウォルター・ミッチェル氏の研究では、子供にマシュマロを我慢させて、その我慢できる時間が長ければ長いほど、将来のテストの点数も高くなり、将来はCEOになりやすいという結果が出たそうだ。

 また、2009年にサイモン大学のサイモン・ムーア教授の研究では、10歳時に1万7000人の調査をして、その中で34歳で犯罪者となったうちの約69%は、子供の時に毎日お菓子を食べていたのだという。

 アルバース氏は「高い報酬を得られるまでに、高いレベルの忍耐力を要求されるから」と結論づけている。子供の頃から、やはり我慢をすることを覚えさせた方がよさそうだ。

 あなたは子供に毎日、お菓子を与えているだろうか。


スーザン・アルバース氏

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