株式希薄化率が210%の異常な第三者割当増資

 携帯電話関連事業の「コネクトホールディングス」が1株10円で、3200万株の第三者割当増資を発表した。現時点の発行済株式数の210%以上に相当する前代未聞の株式の希薄化が起きることになる。

 同社IRによると、今年3月1日に再上場し最安値39円を基準に割当先と交渉したが、割当先の算定はあくまでも時価ではなく純資産額を基準にした8.5円だったという。

 1株当たりの発行価格は、交渉の末に割当先の意見を飲むような形で10円に決定せざるを得なかったようだ。

 31日のコネクト株は、一時は前日比6円安の36円まで売られた年初来安値を更新した。

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