クーポン共同購入サイト最大手のグルーポン(Groupon)は2日、新規株式公開(IPO)にあたっての申請書を米証券取引委員会(SEC)に提出したと発表した。
同社は、店舗が提供する値引き商品のクーポンを、ユーザーが一定時間内で共同購入することで取り引きが成り立つというフラッシュマーケティングという手法で、急激に成長してきた。2008年にシカゴで創業し、10年12月期決算では、売上高は対前年比23倍の7億ドルとなっている。
この上場で、最大で7億5000万ドル(約600億円)規模の資金調達を行う計画。
先にNY証券取引所に上場した大物SNSリンクトインが大盛況。SNSゲームのジンガも上場申請が報じられ、グルーポンもこうした地合いの良さに乗りたいとの考えだろう。
来年早々とも言われているSNS最大手フェースブックより先になりそうだ。
幹事社はモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、クレディスイス。
グルーポン本社