35億円で購入した別荘をもう壊した

 米著名ヘッジファンドマネージャーのデビッド・テッパー氏が、昨年にNYのロングアイランドのハンプトン地区に購入した4350万ドル(約35億円)の別荘が、取り壊されていることが先日わかった。

 NY郊外にあるハンプトンは高級別荘地で、億万長者のニューヨーカーたちが避暑地として使う。

 今回の一件が不可解なのは、テッパー邸がハンプトン地区の中で最も高額物件で、しかもこれから夏だというのにである。

 一般的に別荘を手放すのは、飽きる頃合い、また地価上昇のサイクルなどを総合して、3~5年だとされている。しかし、地元の不動産取り引きサイトによれば、手放したということではないそうだ。

 考えられるのは、今年の夏は使わずに、その間に自分好みに建て替えようということなのか。

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