6日のニューヨーク株式市場は4営業日続落し、ダウ工業株30種平均は前週末比61.30ドル安の1万2089.96ドルで取引を終了した。約2カ月半ぶりの安値となった。
前週末に発表された、5月の米雇用統計が市場予想を下回ったことが背景にあるのか、出足の鈍い展開が続き買い手掛かりのないまま4営業日続落で終えた。リスク回避から、ニューヨーク商品取引所の金先物市場が続伸しており、前週末比4.80ドル高の1オンス=1547.20ドルとなった。
ナスダック総合指数は、同30.22ポイント安の2702.56で終えた。