米ソーシャルゲーム最大手ジンガ(Zynga)が1日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)の申請書類を提出した。10億ドル(約800)規模の資金調達を目指すという。
地元LAタイムズによると、ジンガは提出書類には株価、株式数などを明記していないのだが、申請としては10億ドル規模の調達を目指すことになっているという。
ただし、今年に入ってからのソーシャルバブルによって、さらに調達額が増えるとも見込まれる。今年はない、とされていたものの、早めようとしたのも、この好機をとらえたいとの狙いが透けて見える。
同社の昨年の売上高は5億9750万ドル、最終損益も9050万ドルと毎年着実に拡大していっている。フェースブック内で展開しており、農場経営のゲーム「ファームビル」などの大ヒット作を複数持っている。
創業者マーク・ピンカスCEO