米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の下に、凄すぎる美人広報がいた。8月20日に81歳の誕生日を迎えたバフェット氏。そのパーティーがニューヨークで行われたが、うるさ型の記者に贈ったインビテーションが嫌味だが実に絶妙だ、とされているのだ。
名前はデヴォン・スパージョンさん(Devon Spurgeon)。今年の春先ころまでは、米大手ヘッジファンドのシタデル・インベストメントの広報担当バイスプレジデントだった。いつの間にやら、バフェットオフィスのチーフスタッフとなり、この誕生パーティーを仕切っていた。
うるさ型の記者の所属はNYのハイエンド向け雑誌「NYオブザーバー」で、このパーティーを取り上げた記事の見出しは「The Best Business Card Ever」として、なんと、敵を称えているのだ。
どういうことかというと、記者がパーティーとは他の事を聞きたいようだったので、スパージョンさんは「彼はその話には答えないわ。今夜はお休みなさい。後日オフィスに電話して」というあいさつをして別れたのだという。
しかし、これで終わりではない。
デヴォンさんが、この記者にだけ渡した名刺の電話番号には、自身の名前と所属、肩書が書いてある。メールアドレスはあるものの、問題は電話番号の所だ。
「YOU DON’T CALL ME.」
「I CALL YOU.」
思わず笑いそうになるが、こんな名刺は見たことがない。この記者からしても、敵ながらアッパレといったところだろう。
デヴォン・スパージョンさん(フェースブックより)