震災後4カ月で福島から1万6450人が県外転出

 東日本大震災後の4月から7月の間に、被災地の福島県から1万6450人が他の都道府県に転出していることが、住民基本台帳人口移動報告で明らかになった。

 同報告によると、4カ月間で顕著に転出傾向が見られるのが福島県で1万6450人、他には宮城県5616人、茨城県1573人、千葉県1205人などとなっている。東京電力福島第一原発の事故による被害が大きかった県となっている

 この受け入れ先として、東京都1万3617人、神奈川県3368人、埼玉県3692人、大阪府4326人、福岡県4222人、沖縄県1714人など関東や離れた地方都市となっている。

 特に、東京都は福島から2461人、千葉から2463人受け入れている。また、転出者も多い宮城だが、福島から1754人を受け入れてもいる。

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