米ゴールドマンがボーナスゼロの可能性

 米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは、第3四半期(7~9月)の損益が赤字に転落した場合は、従業員へのボーナスをほぼゼロにする可能性があることが、英紙サンデー・タイムズの報道で3日わかった。

 同紙によれば、発言は事情を知る人物が匿名で答えている。すでに同社のロンドンでは、パートナーの給与を削減しているともいい、18日の赤字決算の発表を見越して動いていると思われる。

 また、ゴールドマンは収益の原資の中から社員報酬は45%以下に抑えることにしているのという。これは、株主利益などを保護するためで、ウォール街の金融機関では最も小さな割合だという。

 また、ライバルのモルガン・スタンレーなども赤字見通しが伝えられるなど、第3四半期は大荒れとなることは必至の情勢。

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