アルジャジーラに新規上場計画

 中東の放送局アルジャジーラが、来年早々にも新規株式上場(IPO)を計画している、と25日現地のメディアが伝えた。カタール証券取引所の幹部らが語ったという。

 アルジャジーラは96年に開局。カタール首長が支援して設立されたが、報道においては中立性を保っている。24時間ニュース番組を、アラビア語と英語で放送している。CMも少なく、中東圏に強いということもあり、一定の評価を得ている。

 日本では東京にも支局があり、日本発のニュースも出稿している。また、昨年は、服装ガイドラインを受け入れがたいとした女性アナウンサー達が集団で辞意を表明した、「労働争議」も起きた。

 カタール政府は、国営企業を売却していく方針の一つとして、同放送局の株式売却を考えているのだという。上場すれば、カタール証券取引所の来年のIPOの目玉となりそう。

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