安愚楽牧場、牛は本当は56%しかいなかった

 消費者庁は30日、破産手続き中の和牛オーナー商法の「安愚楽牧場」を、景品表示法に基づき違反事実の公表を命じる処分を行ったと発表した。

 消費者庁によると、同社は実際の繁殖牛の飼育頭数が、契約した頭数よりも少なかったという。また、その子牛を売却すれば配当が出ることを謳ったが、実態としては07年3月時点で公表した総数の約55.9%~69.5%しか飼育していなかったという。

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