AKB48初のレコ大本命に、来年V2の可能性も

 年末の第53回日本レコード大賞の選考は今年も調整はスンナリと進んでいないという。しかし、今年は「AKB48」でしょうがないという流れになってきたのだという。また、「来年も状況は同じだろう」との声も出るなど、気が早い関係者からは2連覇も視野に入っている。

選択肢はほぼ一択?

 「消去法です」

 AKB48大本命という理由を音楽業界関係者が、短く一言でそう答えた。まず3連覇中の「EXILE」が辞退した。

 「浜崎あゆみさんが3連覇ですし、エイベックス的には4連覇というわけにもいかず、しかも、今年はヒットと呼べるようなものが…。苦渋の決断だったでしょう」と音楽業界関係者は話す。これで、いよいよ選択肢が狭まったか。

 ちなみに大賞候補となる優秀作品賞は次のとおり。
「Esperanza」 西野カナ
「GO GO サマー!」 KARA
「CALL」 AAA
「この夜を止めてよ」 JUJU
「庄内平野 風の中」 水森かおり
「情熱のマリアッチ」 氷川きよし
「それでも信じてる」 FUNKEY MONKEY BABYS
「フライングゲット」 AKB48
「Why?(Keep Your Herd Down)」 東方神起
「笑ってたいんだ」 いきものがかり

 ヒットと呼べるだけの曲が少ないが、中でもAKB48「フライングゲット」だけは、売上156万枚(オリコン調べ)とダントツの実績を誇る。ただ、売上枚数だけで決まらないところに、レコ大レースのおもしろさがある。

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