MS創業者アレン氏が5年以内にロケット打ち上げへ


ポール・アレン氏
 米ソフトウエア最大手マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏が14日、航空宇宙事業「ストラトローンチ・システムズ」をスタートさせると発表した。今後5年以内に打ち上げを目指す。

 今回も04年から宇宙事業で手を組んでいるバート・ルータン氏との共同事業。元NASA長官のマイク・グリフィン氏も取締役に名前を連ねているという。

 同プロジェクトでは、有人ロケットを輸送する飛行機が離陸し、有人ロケットを切り離し発射する方式になるという。

 つまり、陸上からの発射ではなく、上空で発射することになるのだがコスト面や安全面でメリットが大きいのだという。今後は無人飛行などで実験を繰り返して、5年以内の有人飛行実用化へと移行していく計画だ。

 アレン氏は病気のため83年に一度はマイクロソフトを離れ、療養後はビジネスを積極的に展開。現在ではNFLシアトル・シーホークスや、NBAポートランド・トレイルブレイザーズのオーナーとしても知られる。

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