東京電力福島第一原発で作業員として潜入した経験を基にした著書「ヤクザと原発~福島第一潜入記~」を発表したフリージャーナリストの鈴木智彦氏が14日、ニコニコ生放送に出演し、作業員の日当は2万円だと明かした。
鈴木氏によると、金額は雇い先会社との個人契約で決まるといい、鈴木氏は資格などがないため2万円というのは高い方だという。ただ、資格などがあれば高くなることもあるそうだ。
また、福島第一では夏場働いたそうで、朝4時に起床して、6時から働いて昼までに仕事は終わり、夕方には寝るという生活だったという。気温の高い時間を避けるために、サマータイムが設定されていたという。
これから働きたい人のために「線量が低いところでも汚染は無茶苦茶している。わざわざ1F(福島第一)に行きたい人は別だが、他の発電所で働けるのなら、行かない方がいい」と語った。