米大リーグ球団から入札があった、日本ハムのダルビッシュ有投手(25)。交渉では年俸は現在の推定5億円から10億円以上になるとも言われている。一方で、プライベートでは夫人とは離婚協議を続けているが、離婚が成立した場合はお互いの取り分はどうなるのか? 離婚に詳しい弁護士は「協議を長引かせるのは、法律的には増額狙い」とした上で「(夫の)年俸が増えても、(妻の)取り分は増えないのでは」との可能性を示した。
年俸UP確実で、待ちの戦術は有効なのか?
ダルビッシュ有投手
ちなみに年収2000万円レベルまでは、最高裁判所が作成した「養育費算定表」で子どもの養育費はシュミレーションできる。ただ、年収10億円超というずば抜けた特殊なレベルの離婚だけに、興味深いものはある。
昨年から離婚協議が続いており、お互いの落とし所が見えてこないが、長期化する要因を、離婚案件に詳しい弁護士は「離婚協議を長引かせるのは、法律的には増額狙い」と見ている。
しかし、仮にそれが狙いだとしても、思惑通りになるのかどうかで言えば、そうは言い切れないというのだ。次のような理由からだ。