東京電力は22日、来年4月以降の電気料金値上げを申請すると発表した。値上げは8000億円規模になるといい、来年1月には計画を策定し明らかにする。
西澤俊夫社長は「さらなる徹底した合理化を大前提にしているが、電気の安定供給にも影響を及ぼしかねない」とし、「燃料費を来年4月以降、値上げをせざるを得ない」と話した。
燃料費に相当する費用として、昨年度の料金を基に算出し全体で8000億円規模になる見通しだという。
工場などの大口事業者向けのが自由化部門が対象となる。また、一般家庭向けの規制部門についても申請する。