老人の老人による老人のための政治。まったく先に進まない民主主義。それが、政治の停滞につながっているが、では参政権を20歳ではなく、もっと下げればどうなるか。
@kogashigeakiさんがツイートしている。
「0歳から参政権というのが私の提案。保護者が代わりに投票する。50代以上が有権者の過半数を占める現状では、将来世代の利益は無視され続けます。借金だけではありません。原発のごみの問題も深刻。この世に生を受けた子供たちに一票というのはそんなにおかしくないですよね」
ツイート主は言うまでもなく、経済産業省の退官した元キャリア官僚の古賀茂明氏。
総務省によると、2011年4月の総人口は1億2797万人。子供の割合(15歳未満)は、前年比0.1ポイント減の13.2%となり、37年連続低下している。しかも、2050年には2.5人に1人が65歳以上という社会に日本は突入する。
少なくとも未来のための政治は行われることは、永遠にないだろう。
政治には、0歳の子供が大人になった時の未来を背負うという意味もあるということ。将来の子供のために親が、票を投じるのは、意味がないわけではない。