フジTV「地震で録画放送バレた」とネット上が大騒ぎ

 1月1日午後2時28分ごろ関東地方などで震度4の地震が起きた件で、その時間帯にフジテレビが生放送する「第44回爆笑ヒットパレード2011」を観ていた視聴者が「録画がバレた」などとインターネットやツイッター上に書き込んで拡散したが、同局の視聴者総合センターは「スタジオも揺れていた」「録画ではない」と否定した。

 番組はフジテレビの元旦の恒例生放送番組で、お笑いコンビのナインティナインが司会を務める。

 地震発生時刻には、まったくスタジオでその話題に触れることなく、驚いた様子もなかった。直後に速報テロップが流れただけだった。

 そうした、番組のプログラムが進行していたことに疑問を持った視聴者が、インターネット上で書き込みを行った。地震発生時に出ていた、さまぁ~ずの三村マサカズさんの「腕時計の時刻が違う」「地震後にLIVEの文字が消えた」などという主張がネット上で拡散していった。

 フジの視聴者総合センターは、「スタジオは揺れていたし、録画ではない」とした。また、LIVE表示が消えたことに対しても、速報テロップを優先し重ならないように配慮したからだという。

 ただ、時間が経過するとともに、録画画像を確認したユーザーたちの「セットが揺れていた」「カメラも揺れていた」などという書き込みが目立つようになり、インターネット上の騒動はほぼ収まったようだ。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる