「メタボリズム」の建築家・菊竹清訓氏83歳で死去

 建築家・菊竹清訓(きくたけ・きよのり)氏が、東京都内の病院で心不全のために亡くなっていたことが5日わかった。83歳。12月26日に亡くなっており、葬儀は同29日に近親者で済ませているという。

 福岡県出身。生物学の「新陳代謝」を、建築の中に取り入れる「メタボリズム」を故・黒川紀章氏らとともに提唱してきた。98年の長野五輪の空間構成監督、2005年の愛知万博の総合プロデューサーなどが有名だ。

 代表作には沖縄海洋博のアクアポリス、江戸東京博物館などを残している。

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