福島のセシウム異常数値、福一との関連は不明

 福島市内の「定時降下物環境放射能測定結果」で、セシウム134、137の値が異常に上昇している件で、東京電力の5日の定例記者会見で、福島第一原発との関連性について質問が出たが、東電は「福島第一では点検パトロール以外の作業は行っていない。モニタリングポスト、ダスト分析の結果も平常値のまま」とした。

 文科省・福島県が測定する「定時降下物環境放射能測定」の結果が1月4日午後2時時点で、福島市内で1月2日午前9時~1月3日午前9時までは、セシウム134が180MB(メガベクレル)/平方キロ、セシウム137が252MB/平方キロとなった。

 その前日の1月1日午前9時~1月2日午前9時までは、134、137ともに、ND(検出限界値未満)だったために、異常な上昇となっている。

 福島第一では1月1日午後の地震によって、4号機に隣接する施設の水位が急激に低下するなどの影響があった。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる