モバゲー、グリー利用者の8%が月1000円以上使う

 市場調査コンサルティング会社シード・プランニングは、スマートフォンでMobage、GREEユーザーの利用動向の調査を行い、約50%が毎月お金を支払って遊び、約8%が毎月1000円以上のお金を支払うと回答していることがわかった。

 国内ソーシャルゲーム市場は、2009年以降急成長し、10年国内ソーシャルゲーム市場は1219億円(対前年405.4%)に。11年には2000億円規模に達する見通し。

 スマートフォンでMobage、GREEで遊ぶ際のお金の使い方は、Mobageを利用する回答者全体の8%、GREEを利用する回答者全体の8.25%が「1月に1000円以上のお金を支払う利用者」だった。

 また、Mobageを利用する回答者全体の20.8%が、「ゲームにお金を支払う」とし、このうち38.6%が、「1カ月に1000円以上のお金を支払って遊ぶ利用者」であった。

 一方、GREEを利用する回答者全体の17.3%が、「ゲームにお金を支払う」とし、このうち47.8%が、「1カ月に1000円以上のお金を支払って遊ぶ利用者」。

 グリーの方がヘビーに使うユーザーが多いということが推察される。

 こうしたユーザーたちの他の支出への影響については「その他趣味・レジャーの支出への影響がない」としている。

 Mobage利用者の49.4%、GREE利用者の47.8%が「支出が減ったものはない」と回答。その一方で、「何らかの支出が減った」と答えた利用者は、いずれのサービスとも、「PCオンラインゲーム」への支出が減り、Mobageは24.1%、GREEは27.5%が該当した。

 また、「ゲーム専用機ゲーム」に関しては、Mobage利用者の18.1%、GREE利用者の15.9%が「支出が減った」と回答した。


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