米自動車界重鎮のフェラーリF40が競売出品

 フォード元社長でクライスラー元会長の米自動車業界の重鎮リー・アイアコッカ氏がかつて所有したフェラーリF40を米オークションに出品され話題を集めている。

 F40の詳しい説明は必要ないだろうが、1989年に発売され、日本ではバブル時に4500万円だった価格が、一時は2億円を超えて取引されたこともあった。「走る不動産」というありがたくないバブルの象徴的な名前も付けられた。

 さて、このF40だが、1991年にアイアコッカ氏のために別注で作られたもの。当時はクライスラー会長だった頃でランボルギーニを傘下に収めていた。ライバル会社の車を注文するという意味でも注目を集めた。

 しかも、これまで2度オーナーは替っているとは言えども、まだ300マイルしか走行しておらず、状態が良いとのことで、落札予想価格は65万ドル~75万ドルとされている。現地時間の20日に開催予定。


出品されたフェラーリF40

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