【きょうの名言】東大秋入学で「履歴書に穴が空く?」

 東京大学が秋入学の検討を本格的に始めることになった。日本社会では体験することのなかった「ギャップ・ターム」なるものが生まれることになる。これは、4月と9月の時間差6カ月間のことだ。

 @kenichiromogiさんがツイートする。

 「ギャップ・タームの発生は、「履歴書に穴が開く」という、日本独特の不思議な切迫感を無効化することだろう。新卒一括採用にも当然破壊的作用をもたらす。すばらしい! 「履歴書に穴が開く?」バカじゃないんですか、あんた。そんな国際的常識がやっとこの国に根付くか」

 ツイート主は言わずとも知れた、東大OBで脳科学者の茂木健一郎氏。

 ギャップ・タームを積極的に捕えるか、あるいは否定的に捕えるかで大きく変わってくる。欧米基準に合わせるというのが9月入学。そもそも、欧米はギャップを好機ととらえて、積極的に何かを行う。

 つまり、9月入学は今までの価値観を一度見直すということになることに気が付かなければならない。

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