沖縄防衛局が市長選に絡んで不当な介入か?

 宜野湾市長選挙(2月5日告示)に絡んで、防衛省沖縄防衛局が職員に対して、同市内に本人か親族が在住するリスト作成を指示するメールを送っていた、と衆院予算委員会で、共産党の赤嶺政賢氏が質問した。野田佳彦首相は、調査することを明言した。

 赤嶺氏は、沖縄防衛局の総務課が、各部の庶務係あてに、宜野湾市に本人か親族が在住する職員をリストアップするように指示。さらに、その該当者には、庁舎4階の講堂で勤務時間中に、局長の講話に出席するように指示があったとしている。

 委員会では、2通のメールのコピーを読み上げた。今回の宜野湾市長選の争点は、普天間飛行場の移設となっている。

 赤嶺氏は「選挙に対する不当な介入ではないか」とし、野田首相は「まず事実関係を確認させてほしい」と、調査する考えを示した。

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