辰年生まれの子を求めてアメリカに渡る中国富豪

 1月23日からの春節(旧正月)で辰年を迎えた中国では、辰年生まれのベイビーを授かろうと不妊治療を受ける富豪が倍増している。南洋ネットが伝えた。

 中国では辰年生まれの子供は「最も強く、聡明で、最も幸運」とされている。このため、出産ラッシュが予想されるが、富豪の中にはわざわざアメリカに渡って人工授精や体外受精をする人も多いという。

 ロサンゼルスの関連会社によると、今年1月に入ってから、中国人もしくはアメリカ籍の華人の申し込みが250%増加していて、この勢いは辰年生まれの子供を授かるためのタイムリミット、ギリギリの5月頃まで続く見込みだ。(来年の春節は2月10日)

 アメリカでは体外授精、1回のサイクルで最高で約1万ドル(約76万円)必要とされている。だが中には、治療の必要ない人までやってくるのだという。その割合は実に30%にのぼっている。

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