社長、福井県30年連続、日本大学29年連続で1位

 帝国データバンクは、2011年の全国の社長の、年代別構成、平均年齢、出身大学別、出身地別ランキングを発表した。人口10万人あたりの人数では福井県が30年連続1位、出身大学では日本大学が29年連続1位となるなど、今年も大きな変化はなかった。

 これは、同社のファイルから抽出した123万2372人の社長が対象。人口10万人あたりの社長数は、福井県が1754人(前年比2人増)で30年連続1位となった。同県は、国内シェア95%のメガネフレーム、約40%のポリエステル長繊維織物などの産業があることで、外部依存が低いことが要因となっている。

 また、出身大学別では、2万6085人で日本大学が1位だった。社長の年代別構成では「昭和生まれ」が99.02%、平均年齢は「59歳9ヵ月」となったほか、出身大学別では「日本大学」が29年連続でトップ、女性社長の構成比は5.94%となった。

 2011年の社長交代率は2.46%となり、2年連続で過去最低記録を更新した。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる