御園座が劇場と高層マンションを計画

 経営再建中の御園座(名古屋市)は、積水ハウスとともに、劇場と高層マンションの複合型の自社ビル建設で最終的な調整に入った、と8日、中日新聞が伝えている。2017年の竣工を目指すという。

 報道によると、新ビルは地上40階ほどで上層階が高層分譲マンション、下層階に劇場を入れる予定で、事業規模は100億円程度だという。しかし、資金調達のメドは現状では立っていないという。

 名古屋を代表する劇場として知られるが、2011年3月通期の最終損益は5億9500万円の赤字。同社は劇場部門のほか、不動産賃貸、リース、老人ホームなどの事業も運営している。

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