全米が震えたハーバード卒台湾人NBA選手


ジェレミー・レン選手
 米プロバスケットボールNBA、NYニックス新星のPGジェレミー・リン選手(23)が、バスケファンの注目を一身に浴びる存在となっている。

 両親とも台湾人でカリフォルニア州生まれで、ハーバード大卒。NBAでは初の台湾系で、しかもハーバード大卒。身長も1メートル91と小さい。

 それでも、初先発出場から2試合連続で20得点以上の大活躍。これは、NBAナンバー1選手のレブロン・ジェームズ選手が2003年に記録して以来という衝撃のデビューを飾ったからだ。

 「リンサニティ」という言葉まで生まれている。これは、インサニティ(狂気)を意味するが、それにリン選手の名前を加えた造語だ。

 昨季はゴールデンステート・ウォリアーズに所属したが活躍できずに、契約を切られ、NBA傘下のマイナーリーグにあたる、デベロップメントリーグで1月までプレーしていたほど。まさに、シンデレラストーリーだが、アジア系でもNBAで通用するということを示した。

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