安住大臣のレート発言「オウム返ししただけ」

 安住淳財務相が為替介入のレートに言及したか否かについて、13日の衆院予算委員会でも質問が飛び、安住財務相は「西村(康稔)委員が(パネルで)お示ししたので、その数字をオウム返ししただけ。介入水準を申し上げたわけではない」と再度釈明した。吉野正芳委員の質問に答えた。

 先週末の衆院予算委で、安住財務相は、1ドル=75.63ドルでの介入指示したとの答弁を行った。現職の財務相が、レートを発言するということ自体が異例で、大きな波紋を呼んでいた。

 野田佳彦首相は「相場観を述べたものではない。パネルを見ながら述べたもの」と擁護した。

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