10人に1人がガンの村(独)

 ドイツ北部の人口わずか1500人の小さな村Wewelsflethで、ガンが頻発するという珍しい現象が起きている、と英紙ザ・サンが伝えた。発症率が全国平均よりも50%以上高いという。

 報道によると、この村は面積は142エーカーで、人口1500人の小さな村。ドイツの保健当局が、これまで確認しただけで、98年~08年までの10年間で、142例もあるという。これは、全国平均より50%高いという。単純には言い切れないが、村人の実に10人に1人がガンだとも言えなくはない。

 地元のリューベック大学の研究室なども調査したが、原因は何かわかっていない。つまり感染症などが確認できなかったために、何かの呪いではないかとの噂も拡がったこともあったそうだ。

 数キロ離れたところに3つの原子力発電所があるというが、原発は原因だという結果も出ていない。

 村人たちにとっては、不安なミステリーは続いている。

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