13日の衆院予算委員会が、高校の授業料無償化についての岡田克也副総理の答弁を「きっかけに野党が反発し、そのまま流会となった。
高校授業料無償化は昨年、3党(民主、自民、公明)ですでに合意していた事項。この日は自民党の下村博文委員が質問。見直し作業が進んでいないことを指摘し、岡田氏に答弁を要求した。
合意した当時は岡田氏は民主党の幹事長だったものの、現在はその役職にないことから発言を拒んだ。しかし、こうした態度に野党が反発していた。
岡田氏は夕方の会見で「国会でどこまで答弁すべきかについて、深く言うべきことではないのではないか。政党間で協議されるべきこと。(3党合意は)きちんと誠実に履行されるべき」だと、弁解した。