オリオールズ球団オーナーがFacebookを提訴

 米プロ野球ボルチモア・オリオールズのオーナーで弁護士ピーター・アンジェロス氏が、世界最大のSNSフェースブックがユーザーのインターネット上の行動を追跡した、としてカリフォルニア州法などに違反している、との訴訟を起こしていたことが、27日わかった。

 米地元紙によると、アンジェロス氏ら原告の主張は、フェースブックが800人以上のユーザーがサイトをログオフした後も、インターネット上の行動を追跡していたとして、カリフォルニア州法に違反しているというもの。

 アンジェロス氏の事務所は「プロバイダなどの事業者は、顧客の権利を完全無視できる時代はすでに終わっている」としている。

 また、フェースブックを巡っては他にもすでに同種の訴訟が係争中となっている。

 アンジェロス氏は、数十億ドルもの賠償金を企業から勝ち取るコワモテ弁護士。弁護士として財を成してプロ野球チームのオーナーとなった。現場に口を出すうるさ型として知られ、また、一方で民主党員で政治にも熱心である。

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