エルピーダメモリが会社更生法申請、負債総額4480億円

 東証1部上場の半導体メーカー、エルピーダメモリは27日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。保全命令を受けている。負債総額は4480億3300万円。

 同社は、製品の価格下落、さらには昨年からの円高により資金繰りが悪化していた。エルピーダは99年設立、NEC、日立製作所が次世代DRAMの開発を目的として設立した。04年に東証1部に上場を果たした。

 しかし、その後は製品価格が下落し、今年1月に300億円の社債償還、また4月には770億円の協調融資の返済する義務が残っている。

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